【旅立ちまであと2日】自分を変える屋久島の旅へ。荷造りと決意のボイスメモ。
ガタガタと荷物を詰め込む音だけが響く深夜。
屋久島への旅立ちまで、あと2日。高まる気持ちとは裏腹に、どこか落ち着かない自分がいる。
ふと、新しく買ったマイクの電源を入れた。
「ノイズキャンセリング、できてるかな…?」
これから始まる旅の記録を、最高の形で残したい。そんな思いで、少し奮発して手に入れた機材だ。
■ なぜ、今、屋久島なのか
今回の旅の目的は、ただの観光じゃない。
ドローンで雄大な自然を撮ること。そして、それを自分の言葉で、映像で、YouTubeという新しい舞台で表現してみること。
その根っこにあるのは、いつからか作り始めた**「死ぬまでにしたい100のこと」**リスト。
「自分はなんで、これをやりたいと思ったんだろう?」
リストを眺めていると、今の自分が見えてくる。
これまでやったことがなかったこと、やりたいとすら思わなかったことに挑戦したい。今までの人生を変えたいんだ。
でも、気づけば「楽しいこと」ばかりに逃げている自分もいる。
本当に自分が成長できるような、ちょっと面倒で、勇気がいることから目を背けていないか? 仕事でも、もっとやれるはずなのに、どこか人の顔色をうかがって「弱い自分」でいるんじゃないか?
そんなモヤモヤを吹き飛ばしたくて、僕は屋久島へ行く。
■ ワクワクと不安が入り混じる、旅の計画
旅の計画は、もう頭の中にある。
明日は仕事を定時…いや、なんとか6時半には終わらせて、銀行へ。
そして、トレッキングツアーでお世話になるガイドの「カメハリさん」への“ワイロ”という名のお土産を買いに行くんだ(笑)。よろしくお願いします、と思いを込めて。
そして、明後日は朝3時起き。
飛行機のチェックインを済ませ、朝4時に家を出る。
6時半には仙台空港に着いて、ANAで伊丹空港へ。そこでお昼ごはんを調達して、2時間ほどの乗り継ぎ時間を経て、いよいよ屋久島へ飛ぶ。
13時10分、屋久島空港に到着。
そこからはレンタカーで、地図を片手に、考えに考えてきた絶景スポットを巡る旅が始まる。ガジュマルの森、見たことのない景色…。想像するだけで、胸が躍る。
もちろん、不安がないわけじゃない。
天気はどうだろう。自然が相手だから、計画通りにいかないことだってあるだろう。
でも、それでいい。
たとえ過酷な状況になったとしても、その中で「できること」「楽しいこと」を見つけて、全力で楽しむ。
「負けねえぞ」
そんな強い気持ちを持って、この旅に臨みたい。
さあ、荷造りの続きだ。
この旅は、きっと僕を少しだけ強くしてくれるはずだから。
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