福島稲荷神社
本日は福島県福島市にある「福島稲荷神社」の
夏越しの大祓という例大祭に出てきた。
福島の街中に不意に現れるここ福島稲荷神社は、
地元の人にとって親しみのある神社だ。
境内もそこそこ広く、敷地内には神楽が踊れる舞台や、
正月や夏祭りで出店を広げるスペースもある。
また、大きく掲載はされていないが、
車両のお祓いもしてもらえるとのこと。
駐車場は神社脇に道路に面してあるが、
利用料金は
日中30分間で100円
夕方30分間で50円だ
さて、話は戻って夏越しの大祓について話そう。
夏越しの大祓
大祓とは年に2回開催される。
なぜ年に2回行うのか。
それは、半年という区切りの中で
自身の無意識のうちに汚れが体に溜まっていく。
それらをこの半年に一回行われる例大祭において、
罪、汚れを祓い落とし、気持ちを一新し
残りの半年頑張ろうという意味が込められている。
また、ここ福島稲荷では「茅の輪」がこの期間だけ設置されており、
茅葺の茅でできた高さ2Mほどの「茅の輪」
これを8の字を描くように潜ることで一つのお祓いが完了する。
また、ここ福島稲荷では「人形祭り」と表現されていたが
紙でできた「人形」をお祓いの際にいただく。
頂いた紙の人形を自身の体の具合が悪いところや、治したいところ、
気になるところなどに擦り付け、名前と年齢を書き込み、息を吹きかける。
それが自身の身代わりとなり、お祓いの場で清められるとか。
夏の夕暮れから夜の帳が降りる頃合い。
境内に響く神楽ら舞、神輿を担ぐ群衆の声。
お祓いを受け、集団で長い列となり、先に記した「茅の輪」をくぐった。
残りの半年も精一杯生き、後悔のない人生を歩むよう頑張っていこう。
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