「ゾン100」という作品を紹介したい
「ゾン100〜ゾンビになるまでにした100のこと〜」
この作品は小学館から出版されている。
作者は「麻生羽呂」「高田康太郎」
ざっくりとした「あらすじ」として
主人公は俗にいう「ブラック企業」で勤務していた。休みもほぼなく、
サービス残業はあたり前。朝早く出社し、帰りは終電。帰れない日も多い。
そんな生活をしていていたある日、
主人公は血だらけになった状態で歩き回り、人を襲い、屍肉を貪る彼らと出会う。
ある日、世界はゾンビだらけになってしまっていた。
そこで主人公は考える。
「あれ?これってもう会社に行かなくてもいいんじゃね?」
世界が「絶望」に染まる中、主人公は「希望と夢」を見出し活力に溢れかえっていた。
「どうせゾンビになってしまうくらいなら、やりたいことをやろう!!」
彼はノートとペンをとり、自分のやりたいことを書き連ねていった。
そして、それらを一つ一つ「楽しみながら」達成していく。
「いつか」は来ない。「今」なんだ。
この作品を見て、少なからず自分と重ねてしまった瞬間があった。
ブラック企業、とは違うのかもしれない。
ただ、自分は仕事をしながら「膝」を痛めた経験がある。
仕事が終わらず、また、うまく仕事を終わらせるやり方も見出せず、
日中から翌日の朝方まで仕事をしたこともあった。
そんな生活は続けられないと思い、別部署への異動をさせてもらったから
今は大丈夫だが、それでもあの生活を続けていたらゾン100の主人公と同じ
心境であったと思う。
そして、作品を見て思ったのは「いつか」できると考えていたものは
すぐに行動しなければ「できないものになってしまう」ということだ。
人生に絶対の保証などない。
次の瞬間に死ぬかもしれない。次の瞬間に事故が起きるかもしれない。
次の瞬間に大切な人と別れることになるかもしれない。
「いつかやればいい」は行動しなければ「できない」のだと思う。
当たり前のことであるが故に見落としてしまう。
もし、今の瞬間死んでしまうとしたら。
俺のやりたかったことはなんだろうか?
そういうことを考えるようになった。
そう考えると普段考えなかったやりたかったこと、
または、やってみたいことが朧げに考えられるようになった。
やりたいこと100のリスト
そもそもこの「100のリスト」という考え方は、
作家ロバート・ハルツ氏が記した「人生の100のリスト」がルーツとして挙げられるそうな。
「人生は楽しんだもん勝ち!」がモットーに執筆されている。
そして、その願いは「叶う」のだとか。
そんな予備知識は後付けであるが、
実際、書いてみるとなかなか難しく、100もすぐに埋まらない。
でも、書いたもののうちいくつかは本当に叶い始めていた。
それと同時に
「自分自身が自分の人生を動かしている」
そう実感することができた。
誰かに流されて生きてきたような感覚がずっと引きずっていた
自分にとってこの感覚はかけがえのない大切なものであると感じた。
いっとき一瞬を大切にする。俺は後悔なんてしない
後悔しない人生を送る。
それは100のリストを作成する中で大切にしようと思った考え方だ。
俺はいつも後悔してる。
でもそれではダメなんだ。後ろを見ていいのは失敗を生かすため。
後ろを見て落ち込むのなら、見るな。
前だけ見て、足元をしっかり一歩ずつ進めて。
俺は前に進む。
自分の100のリストを更新し、実行していこう。
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