みなさんこんにちは!
GG加藤でございます。
前回この件の記事を書いたときには、
登っている様子を語らせていただきました。
今度は登り切った後の参拝した時の様子を
語っていこうと思います!
登った瞬間に、ホラ貝の響きが!
羽黒山神社への参道、
階段の段数、実に2500段以上。
これを息も絶え絶えになりつつ、登りきりました。
大きな両部鳥居を抜け、
境内へ。
朝の澄み切った空気が、
熱った体に凛と刺さります。
神域を感じさせる静けさ。
鳥居を潜った先には、
国の重要文化財にして指定されている
「三神合祭殿(さんじんごうさいでん)」が見えます。
呼吸を整え、参拝向かおうとすると、
突如響き渡る
「ホラ貝」の音色。
見ると宮司様達が、朝の挨拶なのか
祭殿や摂社末社の前で、
祝詞を挙げながらお辞儀している様子が見られました。
思わず姿勢を正し、
宮司様達が通る姿にお辞儀をしてしまいました。
見ててなんですが、
かなりレアなものを見れたのではないだろうか?
と、テンション上がってしまいました。
宮司様が、行かれた後、
もう一度心落ち着かせ、
祭殿へのお参りを行いました。
たくさんの神様に巡り会える
祭殿には、大きなスロープがついていましたが、
もともとの階段は、
はっきり言って、段差が高いです。
スロープがなかったら、
かなり大変だなと思うほどです。
この「三神合祭殿」は、
この建物の中に
「羽黒山」「湯殿山」「月山」
の祭壇があり、
ここで参拝することで、
三つの神社への参拝をすることができるのです。
しかしながら、冬が近づいているためか、
羽黒山神社以外の扉が閉められていました。
よくよく、張り紙を確認すると、
「開けた後閉めてください」
と書いてあったため、
セルフサービスで開ければ良いということなのでしょう。
出羽三山は前にも語りましたが、
「羽黒山」「湯殿山」「月山」の3山の
総称です。
それぞれに、
「羽黒山」は「現在」を
「湯殿山」は「未来」を
「月山」は「過去」を
意味しているとされています。
ソレらを一旦ここで
お参りできるのは何と素晴らしいことなのでしょうか!
一応、湯殿山にも行かせていただいてはいました。
しかしながら、ソレをここで語ることは
NG!
是非とも実際に見てきていただきたい!
そして、残る「月山」も是非見にいきたいものです。
主殿の「三神合祭殿」の他にも、
道中もそうでしたが、
頂上付近にもたくさんの
「摂社・末社」があります。
さまざまな神様に会える場所としても、
嬉しい場所でございます。
斎館の精進料理、健康的かつ美味しい!
さて、頂上手前にある
「斎館」ですが、
ここも是非とも行ってほしいところです。
公式サイトによれば、
もとは「華蔵院」と呼ばれていたそうです。
明治の神仏分離の際、神社の「斎館」として残りました。
江戸時代には山内に30余坊あったのですが、ほとんど取り壊され
往時の山伏達の住した遺構として今に残る唯一の建物なのだそうです。
そしてここでは、食事を取ることができます。
その料理は「精進料理」!
「精進料理」と言ったら、修行の僧達がソレこそ修行のために
いただいていたものです。
「精進料理」とは基本
「味が薄い」「量が少ない」ものであると
勝手なイメージがありました。
しかし、斎館の精進料理は
「美味しい!」
何というのか想像よりも、
味がしっかりしていました。
ずらっと並んだ小鉢に少量ずつ、
精進料理が入っています。
なかなか壮観でした。
登ったら、降りるんだよね・・・
というわけで、
無事参拝を終えてきたわけであります。
ですが、遠足でよく
「帰るまでが遠足です」
ってよく言いますよね?
はい、「帰るまでが、神社参拝」です。
ということは、上がってきた坂達を
降りていくわけですね。
あの、急な、坂道を!
これがなかなか登っていく時よりも、過酷でした。
膝にダメージが直接入るんですよね・・・
そして、参拝入り口付近にあった、
下り坂が、戻り道の「ラスボス」
として、待ち構えております。
というわけで、羽黒山の参拝の様子でございました。
実は、階段を使わなくても、
有料道路で頂上付近に直通の道路があります。
しかしながら、
「歩ける足があるのなら」
自分の足で登ってその修行、苦行を
この身に受けることこそが
真の参拝であると考えております。
単純に冒険心くすぐられているだけではあるのですが😁
翌日から翌々日にかけて、
足が攣りかけたり、
ピクピクしていたりしていたのは、
笑い話でございます。
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