アライグマの笑い話

ペット系小話

こんにちは!GG加藤です!

今回は昭和のペットショップ見習い店員だった時にあった

アライグマのお笑いエピソードを語っていきたいと思います!

現代社会ではなかなか、見ることのできない昔話です!

昭和の時代は色々と自由だった!

としみじみ感じる、

風の時代令和4年でございます。

洗いまくる

アライグマの生態については、ウィキペディア先生に詳しいことを確認するのが間違いないですね。

アライグマは、

昭和の時代にペットとしてある程度の人気がありました。

しかしながら、現在害獣として見られている側面もあるようです。

アライ「熊」というだけあって、気性が荒い子がいるのも確かです。

よく、タヌキとも勘違いされますが、そもそもの種類が違いますのでご注意を。

タヌキは「犬科」です。

私がペットショップ店員見習い時代の時、性格の良い子が店頭におりました。

看板娘ならぬ、

看板アライグマですね!

名前は、「ラッツ」と呼ばれていました。

アライグマとは、名前の通り、

「なんでも洗う」のです。

手に触れた、全てのものを洗おうとします。

枯葉が飛んできたら、枯葉を洗い、

ドッグフードを与えれば、ドッグフードを洗います。

そう、それは

自身の「うんち」であっても・・・😱。

そして、ラッツ君は水場の中で

うんちをする習性がありました。

水の中ですることが、

衛生的に綺麗であることを本能的に知っていたのでしょう。

そして、ラッツ君は自身のうんちを丁寧に、

それはもう、宝物を扱うように、

丁寧に洗い込むのでした。

最終的に不衛生というオチです。

この風景、

あまり詳細に場面を書き込んでしまうと

閲覧中止になってしまう気がするのでざっくりとしか書きません。

ご想像にお任せします。

ともかく、

そういう性格のアライグマが店頭にいたのでした。

洗い込みまくる

アライグマと私が勤めていたペットショップは、

駅前のちょっとした通りにありました。

朝は通勤ラッシュで混み、

夕方になれば帰宅を急ぐサラリーマンが多く見られていました。

季節は冬。

コートを羽織り、マフラーを首に巻いて、

多くの人々が道を行き来していました。

そんな時、

看板アライグマの効果で女性が店頭を訪れていました。

大体25、6歳くらいのOLをしていそうな雰囲気の方でした。

その方も、寒さに耐えるため、首にマフラーを巻いていました。

愛くるしい、ラッツに触りたかったのでしょう。

OLさん、「可愛いー」と言いながらラッツに近づいていきます。

私も、店内からそんな様子を遠目に眺めていました。

ああ、ラッツ仕事してるなぁ、感心感心。

ふと、目を離し、また、店先へと視線を移すと、

私は戦慄しました。

ラッツがOLさんの

「何か」を引っ張っている。

その動作には見覚えがありました。

「洗い込み数秒前」です。

ナニしとんねーん

Σ(゚д゚lll)

急ぎダッシュで店先に急ぎましたが、

時、すでに遅し・・・。

水場にはOLさんの

綺麗だったはずのマフラーが。

洗い込まれていました。

その水場は、

5分前に「ブツ」を洗っていたところ・・・

天を仰ぐ、とはこういう状況を言うのでしょう。

GG加藤:「大変申し訳ありませんんん!」

急ぎマフラーを回収。確認すると

マフラーは「カシミア」でした。

「カシミア」知ってますか?

ええ、高級素材の「あの」カシミア様です。

GG加藤:「直ちに洗わせていただきますうぅぅぅ!」

OL:「いいんですよー。ただ濡れただけですからぁ!」

違う!そう言う意味じゃない!

濡れた云々以前の問題が、

今この場で起こっているんだ!

ものすごい必死さでOLさんを説得。

待っていただいている間にバックヤードの

水道でカシミヤマフラーを洗い流します。

流れていく、茶色い粒子たちを私は見送りました

めげずに脱水機に放り込み、脱水。

ビニール袋に入れて、ただひたすら謝り、OLさんに

お返ししました。

GG加藤「本当、すみませんでした!!!!」

OL「いいえー、全然、私が悪いんでー、気にしないでくださいー」

優しい方でよかったです。

GG加藤「必ず!クリーニングに出してくださいね!!!」

こうして、無事?

大きなトラブルに発展することもなく、

この事件は幕を閉じたのでした。

ということで、昭和の時代、

店頭のアライグマが起こした珍事件でした!

このOLさんが優しい人でよかったとしみじみ思います。

アライグマを飼っている家庭、今はどれくらいあるんでしょうね?

自身の大切なもの洗い込まれないよう気をつけましょう!

ということで、今回はここまで!

ありがとうございました!

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