よくある「ペット」盗難

ペット系小話

こんにちは!GG加藤です!

今回は、実は多いペット盗難について語らせて

いただこうと思います!

過去ペットショップ経営時に実際にあった

お話でございます。

高級車が鍵をつけたままで放置されている

私の知っているお客様で、

ベンガル猫を飼っているお客さまがいらっしゃいました。

そのベンガルは、工事などが行われている住宅街にある、

マンションの2階のベランダでいつも風を感じて過ごしていました。

つまり、放し飼い状態ですね。

性格はとても懐っこくて、いつも外歩きをしていました。

私は、お客さまがお店に遊びに来た際に、

「放し飼いはやめたほうがいいですよ」と

何度か冗談混じりに注意していました。

しかし、「大丈夫!大丈夫ー!」🤗と

ニコニコ笑顔でサラッと返されるのでした。

そのお客様は、ベンガルの他に、ラガマフィン、バーマンと言う

高級種を飼っていて、やはり放し飼いでした。

現代の価格で言えば合計で100万円くらいでしょうか?

が、首輪もつけずに、外を気持ちよさそうに3匹で歩いているのです。

それはまるで、

「ポルシェ」と「ランボルギーニ」と「ベンツ」が

鍵をつけた状態でおいてあるのと一緒。

と思うほど、無防備な状態でした。

「盗まれますよ!?」と、そのうち本当に心配になり、

何度も注意しましたが、

「大丈夫〜」と、のほほんと返されるお客様。

危機感というものは、全く感じていない様子でした。

そんなことが続いたある日、

ベンガルが帰って来なくなってしまいました。

うちの子、そんなことしていたの!?

ベンガルが帰って来なくなってから、

お客様は必死で猫を捜索しました。

警察への届け出はもちろん、

保健所や、果てはラジオ局まで訪れて、

捜索をしたそうです。

車に轢かれてしまったのではないか?

不吉なことも想像してしまったそうです。

そして、

三ヶ月が経ちました。

捜索を続けていたものの、音沙汰はありません。

そんなある日、お客様の隣に住んでいる方が、話しかけてきたそうです。

お隣さん:「最近あの子(猫ちゃん)見ないわねぇ。」

お客様:「そうなんですよ。急にいなくなっちゃって」

お隣さん:「そうなのー」

「よくご飯食べに来てたんだけどねー」

お客様:「え?」

お隣さん:「そうなのよ。だから家で猫ちゃん用の餌も用意していたの」

お客様:( ゚д゚)ポカーン

そう、ベンガル達は外をただ散歩していたわけではありません。

ご近所さんから餌をもらっていたのです。

ここで、お客様あることに気づきます。

お客様:おや?そういえば最近工事の音が聞こえないな。

よくよく考えてみると、

猫がいなくなったタイミングと、工事作業が終わったタイミングは、

ほぼ同じだった気がする。

そう、うるさかった工事は終わり、あたりは静かな住宅街へと変わっていました。

そして、工事が終わった時期と同じタイミングでいなくなった猫。

さらに、ご近所から餌をもらっていた事実。

何が考えられるでしょうか?

恐らくですが、猫は工事の職人さん達からも弁当を分けてもらって、

餌付けされていたのでしょう。

想像してみてください。

首輪をつけていない猫が、人懐っこく寄ってくる。

お弁当をあげたら嬉しそうに、食べてすり寄ってくる。

そして、工事が終わる日も同じように遊びに来た

馴染みのある1匹の野良猫(に見えますよね?)。

「保護しよう」と思ったりしませんか?

つまり、工事現場の職人さんが持っていってしまった可能性が大だったのです。

ただ、可能性と言うだけでやはり、交通事故に遭ってしまったなどの

最悪のケースも考えられますが、タイミング的に、

ほぼ上記の仮説で間違いないと思います。

ですが、飼っていったベンガル猫は帰って来なかったそうです。

あまりにも、時間が経ち過ぎてしまい、追跡できない状態だったのです。

よくあること。それを防ぐために。

と言うことで、いかがだったでしょうか?

今回は猫ちゃんの話でしたが、飼っているペット全てに言えることです。

ワンちゃんも「よく、いなくなります」

特に夏の終わり。花火大会が行われる時期が起こりやすかったりします。

何故か?

花火大会の大きな花火は、大きな音がでます。

犬達はこれに驚いてしまうことがあるのです。

そして、夏は暑いので家で花火を見ていた人々は、

網戸、または窓全開で過ごされています。

つまり、いつでもレッツゴー状態。

「いなくなってしまった」と、よく聞きます。

そんなペットの行方不明。

困った問題かつ原因があります。

それは、第三者の存在です。

犬猫達は、確かに家から出てしまいましたが、

戻って来れる子もいます。

では戻って来れない子は何故いるのか?

第三者が「拾ってしまう」と言うパターンが少なからず、

発生してしまっているのです。

上で書いたベンガル猫と同じことですね。

これは、「悪意」ではなく「善意」で発生している状態。

しかも、第三者は「野良猫、野良犬」として見ています。

首輪をつけていれば、まだ、証明できます。

しかし、何かの拍子に首輪も取れてしまったら?

もし、第三者が保護してくれた、

自分ちのワンちゃん、猫ちゃんを見つけた時。

どうやって証明しますか?

ちなみに、見つけた時に

飼い主「それ私の家のポチなの!」

と話しても、

第三者「いえ、これは私が拾ったタマです!」

といった場合。

法律的に勝つのはどっちでしょうか?

証明するものがない場合、第三者の言い分が高確率で通ってしまいます。

詳しく解説することは、そこまで詳しくないので申し訳ありません。

そんな事態を防ぐ方法が一つあります。

それは

「マイクロチップを入れること」です。

ここで言う、マイクロチップとは、

そのペットの生態情報を、ペット自身の皮下に埋め込むチップのことです。

もし、ペットさん達がいなくなっても、

専用の機器でペットの個体をスキャンするとそれが

誰の飼っているペットなのかすぐに確認できるのです。

すごい時代ですね?

話を戻しましょう。

とにもかくにも、

猫ちゃん、ワンちゃんはしっかりと自宅で飼いましょう。

首輪はしっかりとつけておいたほうが良いです。

と言うことで、

実際にあった話から得る教訓でした!

今回はここまで!

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