うちの子どこにいった!?

ペット系小話

こんにちは!GG加藤です!

ペットと聞いて「犬猫」を想像すると思いますが、

今回のお話の主役は爬虫類です。

ボールパイソンと呼ばれる蛇の

面白エピソードを語っていこうと思います!

ニュースとかで、蛇が逃げて大騒ぎとよく聞きますよね。

今回のお話も、そうなんですが、

もし、蛇が逃げたらどこにいくのか?

考えてみましょう!

ボールパイソンとは?

ボールパイソン、正式にはボールニシキヘビと呼ばれています。

ロイヤルパイソンって呼ばれることもあります。

店頭で販売されているのは大体

「おにぎり」くらいの大きさですかね。

それが、成長すると100センチから150センチまで成長。

最大ですと200センチまで成長するものもいます。

草原やサバンナ、森林地帯に生息しています。

なんで「ボール」パイソンなのかって言うと

何か攻撃や刺激があったときに、

とぐろを巻いて、頭を中心に隠す防御行動があるため。

見た目が、ボールのような形になるため、

「ボールパイソン」と呼ばれています。

爬虫類系のペットととしては、

かなりポピュラーな存在です。

毒も持っていませんので噛まれても安心👍

おとなしい性格で、こっちから

よっぽど嫌なことしなければ大丈夫です。

「つぶらな瞳が可愛い」と言われています。

蛇が怖い、苦手と言う声はよく聞きますが、

それとは逆に「大好き!」という方もたくさんおり、

その方達にとっては

「たまらん!🤤」な蛇となっています。

それでもやっぱり蛇なんです

ボールパイソンは、大人しい性格なので腕にブレスレットみたいに

巻いておくことができます。

ママ神様もよく腕に巻きながら、レジ打ち作業をしておりました。

そんなとき、「それ飼いたい!」というお客様がいらっしゃいました。

聞くと、どこかの料亭の板前さんなんだとか。

腕に巻かれているボールパイソンが、大層気に入ったようで

速攻お迎えされていきました。

個体自体は「おにぎり」くらいなので、大きくなるまでは、

プラケースと呼ばれる、プラスチックのカゴで飼育できます。

板前さんもプラケースで飼育を始めました。

さて、話はズレますが、

ボールパイソンがどのように獲物を捕らえるか知っていますか?

冒頭で話した通り、毒は持っていません。

だから毒で獲物を動かなくするわけでは、ないのです。

では、どうするか?

獲物に噛み付いて、自身の胴体で締め付けて、窒息させて

倒すのです。

と、いうことは?

とても力が強いんです。

話戻ります。

プラケースで飼育し始めた板前さん。

プラケースそれなりの力があれば子供でも開けられます。

結論、

脱走しました😱

板前さん「GG加藤さん、逃げちゃいました・・・」

私「ん?何が?カエル?トカゲ?」

板前さん「いえ、蛇が・・・」

私「・・・」

いくら大人しい性格とはいえ、

やはり蛇。

逃げたとなったら

「えええぇ!蛇逃げた!?」

と内心テンパったのを覚えています。

とはいえ、すぐに落ち着きを取り戻します。

何故なら、この時の季節は冬だったためです。

ヘビも含め、爬虫類は変温動物です。

このタイプの動物は、暖かい所でしか活動できません。

さらにいえば、寒い方には行かない習性があります。

板前さんには、

「大丈夫ですよ。家からは出ていっていないはずです。」

「部屋の隅っこにいるかもしれないのでよく探してあげてください」

とアドバイスしました。

それは、わからない

ボールパイソンが失踪して、3日目。

「やはり見つからない」と板前さんが再度相談に来ました。

うーん。でも今冬で、とても寒いしなぁ。

私:「大丈夫、絶対に家の外には出ていません」

と安心させる意味も含めて自信を持って断言しました。

また、確証はないものの、経験から家の外に出ていないと

確信していました。

そして、失踪から10日後。

「まだ、見つからないんだ・・・」

と再び相談にやってきた板前さん。

「死んじゃったかな・・・」と不安な様子。

私:「あ、全然大丈夫!平気平気!」

そこは全く、心配していませんでした。

というのも、餌がない状態でも一ヶ月以上は

生きることができるからです。

もちろん、わざとやるのは可哀想ですし、

ガリガリに痩せます。

決してわざとやろうとしないで下さい。

あくまでも目安です。

失踪から3週間後。

板前さんが、以前とは打って変わって

清々しい笑顔で訪れました。

板前さん:「加藤さん!ヘビいました!」

とても嬉しそうな様子。

さて、3週間もの間、どこにボールパイソンはいたでしょうか?

発見した時の様子を板前さんに聞きました。

それは、冬の冷たい雨が大量に降っている日のことだったそうです。

あまりにも強く振る雨に、板前さんは長靴を出そうとしました。

よくある玄関のそばの靴箱の中に長靴はあったそうです。

長靴を出し、片足を入れた瞬間。

飛び上がったそうです。

そう、ボールパイソンは長靴の中にいました。

「長靴をはいたヘビ🐍」ですね。

映画化しないでしょうか😏

冗談はさておき、

長靴の中にいらっしゃったそうです。

確かに、

・外に出ていない

・長靴の中は暗くて湿っている。

・温度はほぼ一定

蛇が好みそうな環境が揃っているように思えます。

発見した時は、やっぱり痩せていたそうですが、

ゴハンをたくさん食べて、元気になりました。

ということで、ボールパイソンの失踪事件。

ニシキヘビがいなくなったら、

長靴の中を探そう!

というのが話のオチでした!

この時は冬場ということで家から出ることはありませんでしたが、

夏場はこの限りではありません。

しっかりと対策を考える必要があるでしょう。

また、もし、いなくなったとしても、

蛇は一ヶ月以上は生きていられます。逆にその間動き続けることもあるので

根気良く探すことが必要です。

ということで、今回はここまで!

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